かのこ通信
かのこ通信
診察時間が終わるお昼ギリギリの時間に面会に行こうと、安曇野を出発して、3時間 途中トラックに引っ張られながら、ワンズ4匹と一緒に、かのこちゃんの入院している静岡の病院へ向かいました。
到着したときには、もう午前中の診察受付が終了している時間で・・・トホホ(>_<) でも、お忙しい方なのに、先生も待っていてくださって、かのこちゃんの手術の様子も聞くことが出来ました。
『遅くなっちゃって~』とバタバタ駆け込む私の声を聞いたかのこちゃんが、酸素室の中で立ち上がったそうです。
今までは、座っていることの方が多かったそうなのですが、声が聞こえたからなのかどうか、定かではないのですが、今までとは、違う反応だったことは、間違いないようです!!
昨日まで、尿道カテーテルが入っていたそうですが、今日は、外してもらっていました。カテーテル導入時も自分でチッチできたそうです。
腫瘍は、10個もあったそうで、腫瘍の他に、脂肪腫もたくさんあってすべて、切除していただきました。膣口に出来ていた肉腫も切除。
肝臓に腫瘍がありますが、これは、麻酔の時間もあって、摘出できませんでした。組織細胞を病理検査に出しています。
膀胱内に詰まるぐらいに出来ていた、腫瘍も、明らかに、周りと色が違うことから、もしかしたら、これが肝臓に転移しているかもしれないのですが、病理検査待ち!!膀胱は半分切除した形になり、今は、頻尿状態ですが、退院するころには、膀胱は伸びるので日常生活には、支障がないでしょう・・・と言うことです。避妊手術と、卵巣膿腫も摘出。
右の肩口から、お腹をとおって、股まで、切り開いて、足の付け根にも出来ていた脂肪腫もとったため、今は、足の付け根あたりが突っ張る状態にあるようです。お腹から、背中のあたりまで、皮を開いて、腫瘍を摘出し、引っ張って縫合しているので、皮が伸びてくれるまで、少し時間が必要です。こんな手術をしたあとなのに、小さな窓から、手を入れると、頭を擦り付けて、シッポもバタバタ振ります。『かのこ~大人しく待ってて~』なんて言っても聞きません!!窓から、頭を出そうとするのを、押し込めて、『もう少し我慢して・・・良くなるまで、いいこしてて・・・』触りたい、抱っこしたい、抱きしめたい、そんな思いをこらえて蓋をすると、『出して~』っと、かのこちゃんがワンワン吠えました。
センターから出したときにも、途中の移送の時にも、鳴かなかったのに・・・先生も、『あれだけ大きな手術をしたのに、割と元気でしょ・・・お掃除するときも、病院内を脱走してましたから、元気なんですよ・・・』(~_~;)『脱走するほど元気・・・』って、嬉しいような、申し訳ないような・・・後は、皮膚が上手にくっつくのを願うのと、膀胱の主要と肝臓の腫瘍が、良性で逢ってくれと願っていますが、かのこちゃんは元気です!!両脇腹の毛はすべて剃られていますから、背中モヒカン状態ですが、それもまた、可愛いと思えるのですから、犬バカですね!!
退院までには、何度か通わせていただいてかのこちゃんの様子を、お知らせできるようにします。
たくさんの皆様から、ご支援の、お申し込みをいただき、支えていただいたことで、安心して手術を受けることができ、酸素室にも入れてもらえました。皆様の優しさと、ご支援に心から感謝し、かのこちゃんの頭をいっぱい、撫でてきました!無邪気な、笑顔を抱きしめられる日まで、もう少し頑張ります!!
かのこちゃんは、私たちが居ると、酸素室の中をグルグル歩き、窓が空いていれば出ようと、頭を突っ込んでくるので、もう少し安静にしていてもらわなければならず、そそくさと15分ほどで、面会を切り上げてきました。
まだ、そんなに長い時間を、かのこちゃんと過ごしてきたわけではないのですが、『犬は、自分を救い出してくれた人のことは、判ってるんだよ!!』という代表の言葉が、頭をよぎりました。もう、かのこちゃんは、どこにも出せないね!!終の棲家は、信州安曇野に決まりだね!!大家族の中に入っておいで!!みんな待ってるよ!!